マタニティ小児歯科小児矯正
赤ちゃんの歯が生え始めたら?注意するポイントとは?
以前のブログ『歯の生える時期と乳歯の特徴』では歯の萌出時期や萌出した歯の特徴を説明しました。でも実際赤ちゃんの歯が萌出してきたら初めての事ですので、焦るお父さん、お母さんもいらっしゃることとは思います。なので今回は子供の歯のケアもそうですが、歯が萌出をした時にどうすればいいのか、赤ちゃんの歯が生え始めたときに注意すべきトラブルについて解説していきたいと思います。

いつまでに歯が萌出すればいいの?

まず初めに一番疑問に思う事はいつ歯が萌出してくればいいのかという事だと思います。これは以前のブログでも説明しましたが生後6か月位から生え始め3歳までに子供の歯(乳歯)は生え揃います。その子その子で成長速度が異なりますので基本的に3歳までに生え揃えば大丈夫です。
萌出時のトラブルとは?
萌出時のトラブルとしてよくある気になる事としては大きく5つあります。

①萌出性嚢胞 → 歯が萌出する直前や少し前に歯の萌出するところの歯肉が膨らんで、青紫や黒っぽく見えることがあります。この下には萌出する歯が存在している為に起ることで、これは歯が萌出すると改善してくる為何もする必要はありません。

②先天性歯 → 下の前歯は大体生後6か月で萌出してきますが稀に生まれた時や生後1ヶ月頃に現れる歯が存在します。そういう歯の事を先天性歯といいます。先天性歯が合っても問題ないのですが生活に支障をきたすことが多いです。授乳する際に乳首や赤ちゃんの舌の裏を傷つけてしまうことが多くその場合、歯を丸めたりする必要があります。
③萌出性歯肉炎 → 6か月ぐらいに歯が萌出する際に起る歯肉炎のことです。基本的に歯が完全に萌出してしっかり歯を磨くことで治っていきます。赤ちゃんの歯であってもしっかりとブラッシングをしないと歯肉炎になってしまいます。

④上皮真珠 → 歯の萌出とはあまり関係無いのですが、産まれたころから赤ちゃんの歯肉に、白い真珠のような小さな塊が見られることがあります。これは、歯の萌出と共に消失していきますので問題ありません。
⑤萌出遅延 → 上の①~④はたまにある事例ですが、一番気になるものとしてはなかなか歯が萌出してこない萌出遅延というものがあります。周りの子の歯が萌出しだして自分の子供の歯が萌出していなければ不安になって来るかと思います。お子さんそれぞれの成長速度がありますので基本的に1歳半までに萌出してこれば問題ありません。1歳半検診時に1本も歯が生えていない場合は一度歯科医院を受診して下さい。
歯が萌出したら?

歯が萌出してからの注意事項としては虫歯にならない様に気を付ける事、また顎の発育を促す為にしっかり噛む事が重要です。
むし歯にならない為には?
①ダラダラと食べない・飲まない。 → むし歯になる一番の原因は以前のブログ『むし歯ってなに???』で説明しましたが口の中のPHが酸性の時間が多いとむし歯になってしまいます。なので、ご飯や間食の取り方には気をつけましょう。
②寝る前はフッ素入りの歯磨きジェルを使う → 寝る前のブラッシングは必需になって来ます。その時にはフッ素入りの歯磨きジェルを使いその後はうがいを控えましょう。そうすれば、寝てる間もフッ素が作用します。また、歯と歯の間をフロスを使用し清潔にする事も大事です。
顎の発育を促す為には?
顎が成長する為に重要な役割を果たしているのは舌です。以前のブログ『機能的マウスピース型矯正法(プレオルソ)』でも説明したのですが歯並びは舌が外に押し出します。またそれと同時に舌が正常の位置にあれば上顎を押し上げます。その結果上顎の成長が促進されその後下顎の成長を促していきます。なので舌の動きや位置は顎の発育には重要になってきます。舌を成長させる為には食生活が重要です。授乳をすることで舌の動きを覚えたり、スプーン等で食事の際の舌の動きを覚えることで舌の動きを良くし顎の発育を促します。また、しっかり噛む事も重要になって来ます。すぐに飲み込むのではなく20回から30回噛むようにしましょう。しっかり顎を成長させることで生え変わった時に綺麗な歯並びになってきます。
まとめ
お子さんが生まれて初めての事が多く色々と心配する事や大変な事が多いかとは思います。口腔内において、重要なこととしてはあまり焦らなくても大丈夫ということです。萌出時のトラブルとしては自然に萌出したら無くなっていくものも多い為、なにかあっても少し経過をみましょう。それでも治らない場合は来院ください。当院でもマタニティー歯科や小児歯科を行っています。不安や何か治らないやどうしたらいいのと思う事があれば相談だけでも可能ですのでお気軽にご連絡下さい。