矯正治療ついて
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矯正治療は、以前は「外観を良くする治療」という位置づけで希望する人が多く見られました。一方近年は、「外観を良くしながら健康面でのメリットもある治療」という認識が広まっています。歯並びが良くなればブラッシングしやすくなるのでむし歯や歯周病を予防しやすくなりますし、咬み合わせを調整することで顎関節症のリスクも低減できるからです。
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矯正専門医による安心の矯正治療(月に2回)
当院の矯正治療(月に2回)は、矯正医が担当しております。
矯正医の治療を受けていただくことで、分野に特化した安心の治療をご提供することができます。
お子様から大人の方まで幅広く対応しておりますので、歯並びでお悩みの方はお気軽にご相談ください。 -
無料カウンセリング行っております
「歯並びを綺麗にしたい」「矯正治療を考えている」方に向けて当クリニックでは無料カウンセリングを行っております。
矯正治療についての心配な事や気になる事など、何でもご相談ください。 -
矯正治療が必要な主な不正咬合
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上顎前突(出っ歯)
上の前歯が下の歯より前に出ているケースと、上顎自体が前に出ているケースに分けることができます。日本では比較的上の前歯が出ているケースが多いと言われています。
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過蓋咬合(ディープバイト)
過蓋咬合は、上の前歯が下の歯を覆い隠すような咬み合わせです。「咬み合わせが深い」という言い方をする場合もあります。
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下顎前突・反対咬合
上の歯よりも下の歯が前に出ている状態です。上の前歯が軽く前に出ている咬み合わせが一般的なので「反対咬合」という言い方もされています。
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開咬
奥歯を咬み合わせたときに前歯の上下方向にすき間ができる咬み合わせです。奥に位置する舌が見えるほど空いているケースもあります。
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叢生(乱杭歯)
規則性がなく、それぞれの歯が前後左右に乱れており、歯が折り重なるようなケースもあります。顎の幅が小さいときに比較的起こりがちな咬み合わせです。
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交叉咬合(クロスバイト)
上下の歯全体のどちらかが前に出ているのではなく、部分的に前に出ている個所がある咬み合わせです。前後関係が交叉することから、交叉咬合と呼ばれています。
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小児矯正
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小児期に矯正治療に取り組むと、顎の成長を利用して歯並びを整えることができるので、トータル的な負担が少ないメリットがあります。また、骨が柔らかいので、適正に永久歯が並ぶためのあごの幅を確保することで、抜歯をせずに矯正ができることが多いのも大きなメリットです。さらに、上顎前突や下顎前突への対応がしやすいことも小児矯正を行う大きな利点です。さらに、定期的に歯科医院に通うことは、むし歯や歯周病のチェックを頻繁に受けることにもなります。この時期に歯科医院に通う習慣を付けることで、成長してからも予防のために歯科医院に抵抗なく通える基礎にもなるでしょう。
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こんなお悩みはございませんか?
- 歯並びが悪い
- 変なところから歯が生えてきている
- 指しゃぶりをよくしている
- 口をよく開けている
- 受け口が気になる
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小児矯正のメリット
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口腔機能全体に良い影響がある
骨や筋肉が形成される時期に矯正に取り組むことで、歯並びに加えて顔貌が整うメリットがあります。また、口腔機能の発達を適正に促す作用もありますし、呼吸状態の改善も期待できます。
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抜歯の可能性が少なくなる
小児期なら、永久歯がきれいに並ぶためのあごの幅を確保しやすいメリットがあります。これによって、将来的に抜歯をするリスクを避けることができます。
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むし歯、歯周病の予防ができる
矯正期間中は定期的に歯科医院に通うので、たびたびむし歯や歯周病のチェックを受けられるメリットがあります。万一、発症していた場合でも、軽症のうちに適切な治療を受けることができます。
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当クリニックの小児矯正
プレオルソ
小児矯正治療の一種で、マウスピース状の矯正装置を使います。装着することでお口周辺の筋肉を適切に発達させ、その成果として歯並びが整っていきます。脱着式なのでお子様のストレスを抑えることもできます。
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Meritメリット
- 歯を抜歯する矯正を行わなくても済む可能性が高まります
- 器具を外せるので、食事の心配がありません
- 器具を外せるので、人前で装置に気づかれる心配がありません
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Demeritデメリット
- 成長段階で後戻りをする可能性があります
- 舌や口のトレーニングを同時並行で行う必要があります
- 十分な治療効果が出やすい時期は限られています
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Meritメリット
- 成人になってから抜歯をせずに矯正を終えられる可能性が高まる。
- 治療の痛みが少ない。
- 取り外しが出来るので、食事の際に困らない。
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Demeritデメリット
- 公的医療保険が適用されない自費診療。
- 混合歯列期6歳〜11歳くらいの子どもが対象。
- 装着時間が少ないと十分な治療効果が得られない。
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Meritメリット
- 幅広い症例に対応している。
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Demeritデメリット
- 金属なので目立ちやすい傾向にある。
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拡大床
歯が重なっていたり、永久歯の生えるスペースが確保できなかったりする場合は「床矯正」を行います。3日~1週間に1度ネジを回し、少しずつ歯列を側方に拡大していく治療法です。約3か月ごとに新しい装置に交換していきます。
ワイヤー矯正
歯にブラケットと呼ばれる金属装置を取り付け、その間からワイヤーを通して、目的の位置に歯を動かしていく矯正治療法です。様々な位置に歯を動かせることから、幅広い症例に対応しています。ただ、金属製のワイヤーが目立ってしまうことがあります。
成人矯正
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「矯正は子どもが受けるもの」という認識を持つ方は多いですが、矯正は成人後にもできますし、大人ならではのメリットもあります。まず、成長がほぼ終わっているので、矯正中に予想外の変化が起こることがありません。また、ご自身の決定で取り組むので、歯並びを改善する意思を維持しやすい利点もあります。実際に中高年になってから矯正治療を受ける人も多数いらっしゃいますので、お悩みであればぜひご相談ください。
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こんなお悩みはございませんか?
- 歯並びが悪い
- 歯並びが悪く歯みがきがしづらい
- 出っ歯を綺麗にしたい
- 過去にした矯正治療をしたが歯並びが戻ってきている
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成人矯正のメリット
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コンプレックスの解消
歯並びの悪さがコンプレックスになり、人前で笑顔や発言をためらう人は少なくありません。そんな時おすすめしたいのが矯正治療です。歯並びが整えば好印象を得やすくなりますし、何よりも自分に自信が持てます。
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むし歯や歯周病を予防
歯並びが良くなると、ブラッシングがしやすくなってむし歯や歯周病の予防効率が上がります。また、歯並びを整えることで、お口を健康的に美しくしようとする意識が上がりますから、予防へのモチベーションを維持しやすくなるでしょう。
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噛み合わせが整う
矯正治療は歯並びだけでなく、咬み合わせも整えることができます。それによって食事がしやすくなり、胃腸への負担が減ります。また、噛む力を受けるバランスが良くなることで、頭痛や肩こりなどが解消できる例もあります。
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当クリニックの成人矯正
マウスピース矯正(シュアスマイル)
透明のマウスピースを装着して矯正を行います。スキャナーで口腔内を撮影後、CT撮影を行ないます。そのデータをもとに最終的な歯並びのシミュレーションを行ない、診査、診断を行ないます。
矯正可能ならば矯正終了までのマウスピースを作製していきます。 -
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Meritメリット
- 透明なので治療中なのが気付かれにくくなる。
- 金属アレルギーの心配がない。
- 取り外しができるので、ケアがしやすくなる。
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Demeritデメリット
- 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかる。
- 患者さまの症例によっては使用できない場合がある。
- 一日の中で、長時間装着していただく必要がある。
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Meritメリット
- 幅広い症例に対応している。
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Demeritデメリット
- 金属なので目立ちやすい傾向にある。
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ワイヤー矯正
歯にブラケットと呼ばれる金属装置を取り付け、その間からワイヤーを通して、目的の位置に歯を動かしていく矯正治療法です。様々な位置に歯を動かせることから、幅広い症例に対応しています。ただ、金属製のワイヤーが目立ってしまうことがあります。
料金
※料金はすべて税込の金額です。
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小児矯正診断料 ¥33,000
処置料 ¥330,000
調整料 ¥3,300 -
成人矯正診断料 ¥55,000
処置料 ¥660,000
調整料 ¥5,500
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プレオルソ¥33,000
※治療期間目安:6ヶ月~1年・治療回数目安は12~24回になります。
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マウスピース矯正診断料 ¥55,000
処置料 ¥176,000
マウスピース1枚¥7,700×枚数
※治療期間目安:2~3年・治療回数目安は40回~50回になります。
よくある質問
小児歯科
- Q
子どもの頃に矯正をしても、大人になってまた悪くなることはありませんか?
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A
子供の頃に矯正(小児矯正)を行っていても成長と共に歯並びにも少しのずれが生じる事があります。大幅に悪くなる事は稀ですが、悪くなった場合再度矯正が必要となってきます。しかしこの場合の矯正は短期間で治ることが多いです。
- Q
定期的な通院の時は、子どもだけで行っても大丈夫ですか?
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A
定期的な通院の時はある程度の年齢であればお子様だけでも大丈夫です。しかし矯正治療は短期間で変化するものではない為、効果がわかりにくいことが多いです。なので、なるべく一緒に通院していただいた方が良いと思います。
- Q
大人の矯正と何が違うのですか?
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A
大人の矯正と子供の矯正では考え方が根本的に違います。大人は成長が止まっており、歯をきれいに並べるには抜歯や歯を削ることでスペースを作り歯を並べていきます。子供の場合は成長期に行う為、装置を使用することで悪習癖を除去し上顎や下顎の成長を促進することでスペースを確保し歯を並べていきます。
成人矯正
- Q
矯正装置が目立つのが嫌なのですが、目立たないものはありますか?
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A
ブラケット(歯に装着する装置)にセラミックを使用することで目立たなくすることや歯の裏側に装置をつける事で目立たなくする事は可能です。また最近は症例によりますがスキャナーを使用しマウスピースによる矯正も可能です。
- Q
治療をするか迷っているのですが、カウンセリングのみの受診でも大丈夫ですか?
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A
カウンセリングは無料で行っております。当院では月1回矯正専門の先生が来ますのでお気軽に相談だけでも大丈夫です。矯正治療は保険外治療になり矯正の先生の考え方や医院の考え方などで費用もやり方も違ってきますのでご自身が納得したうえで行うことが大事です。
- Q
矯正治療は保険でできますか?
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A
矯正治療は特殊な場合を除き保険治療ではできません。しかし、医療費控除の対象になることが多いです。特殊な場合は下記ホームページでご確認ください。
矯正歯科治療が保険診療の適用になる場合とは | 公益社団法人 日本矯正歯科学会