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歯を白くする方法は???ホワイトニング?PMTC?

 時期的に新生活に向けて歯を綺麗にしたいと思っている人は多いと思います。今回は歯を白くする方法について詳しく説明していきたいと思います。

 歯を白くする方法としては大きく分けると3つあります。

歯の表面の汚れをとる

 歯の表面にあるコーヒーや茶渋によって付着している着色や歯石を除去することで歯本来の自然な色や表面に戻すことができます。

歯本来の色を白くする

 歯の表面の着色を取った後、歯の本来の色を白くしたい場合、ホワイトニングによって歯本来の色を白くすることが可能です。

歯の表面を削合し被せ物によって白くする

 もともとの歯そのものを削合し歯の表面を補綴物にすることで歯を好きな色に変えることができます。

利点・欠点

①歯の表面の汚れをとる→歯の表面の乗っかってる汚れは基本的には衛生士さんが行うメンテナンスやPMTCでほぼ取る事ができます。このメリットとしては歯の表面を削合することなく行う事ができ痛みもほぼありません。歯石取りを行う時に生じるわずかな痛みのみです。また、保険適応で行うことが出来る為費用もそこまでかからないことがメリットです。

 デメリットとしては、歯本来の色までしか戻らない為白くなっているかというとそこまで白くなりません、感覚としてはきれいになった程度です。

②歯本来の色を白くする→歯の本来の色を変える為にはホワイトニングをするしかありません。ホワイトニングのやり方や方法は以前のブログ『歯科医院のホワイトニングとセルフホワイトニングの違い』をご覧ください。ここではメリットやデメリットをお伝えします。ホワイトニングのメッリトとしては歯本来の色を白くするので一般的にぱっと見た感じ歯が白いなというレベルまで歯本来の色を白くし、透明感のある歯にすることが出来ます。また、歯を削合する必要が無い為、歯本来の形を残したまま白く出来る事もメッリトです。

 デメリットとしてはやはりどのホワイトニング方法であってもホワイトニングは薬剤で漂白するに近いですので一過性に滲みてくることが多く、薬剤が入りやすい所や入りにくい所がある為、むらが出来たりすることがあります。また一度ホワイトニングしても半年~1年位すると後戻りする可能性があります。費用も自費治療となってきますので医院によってもまちまちですが高額になる場合があります。

ホワイトニングについて詳しくはホワイトニングのページをあわせてご覧ください。

③歯の表面を削合し被せ物によって白くする→歯を削合し被せにしてしまう方法のメリットとしては好きな色、好きな形にすることができ、被せ物にしてしまうので後戻りしてしまう心配がありません。芸能人などが前歯にしているのがこの方法が多いです。

 デメリットとしては歯を削合しなければならないという大きなデメリットがあります。また、1本だけ行っても1本だけ歯が白くなって浮く為あまり意味がなく、最低でも犬歯から犬歯までする必要があり歯を削合する量も多くなってきます。また、歯を削合までしてきれいにするには、保険での補綴物では限界がある為、保険外の被せ物にする必要があり費用もかなり高額となってきます。どちらかというと審美補綴の領域になってきます。

まとめ

 このように歯を白くするだけでも色々な方法があります。メリット、デメリットを理解して自分で納得して行う事が重要です。当院ではホワイトニングまではお勧めしますが、その後の削合して被せ物にする場合は患者さんとよく相談して行う事としています。一度削った歯は元の歯には戻りません。なので、歯を白くしたい場合はお気軽にスタッフ、歯科医師にご相談ください。

 また、歯を綺麗に見せる為には日々の衛生士さんによるPMTCやメンテナンスが必需となってきます。当院でも、3ヶ月に一度のメンテナンスをお勧めしております。メンテナンスについてはメンテナンスのページも合わせてご覧ください。